【第180回 平成25年8月(木)鰻の山ぎし】

180回謳粋会の記(会長 若山宏)

 今日も非常に暑い。本当に毎日30°越え。今回のお店は谷中の鰻の山ぎし。参加者数も23名と多めの参加。初田さんと廣瀬さんに協力をお願い千駄木駅で待ち合わせ。

早めに家を出て、池袋から丸ノ内線で大手町乗り換えの予定。後楽園駅に止まる寸前一斉に携帯電話が鳴り始める。緊急警報だ。車内放送で、奈良で大地震が発生予定とのこと。7分位停車。後で誤報とのことであった。千駄木駅で廣瀬さんと初田さんを待っていると櫻井さんが現れる。櫻井さんを交えて伊勢五本店に向かう。安井さんから今日日本酒一本を持参すると連絡が入っていたので、購入する日本酒を四本にするか五本にするか迷うが山ぎしでは何時も結構量を飲むので、 純米雄町極一滴雫酒(栃木県)・岐阜の丸房純米酒超辛口生 (伊勢五オリジナル)・旭興 辛口純米 生詰酒(栃木大田原)・鷹来屋特別純米酒(大分)・純米吟醸石鎚(愛媛)五本購入することに。

 定刻になり、3名ばかり未着であったが会を始めることに。若山から7月5日に亡くなった初代会長篠田さんへ黙祷のお願いをし、全員で黙祷。大野さんから篠田さんの会への貢献等を語ってもらった。

 久しぶりの参加の坪井さんに乾杯の音頭をとってもらい何時もの会が始まる。

 ビ-ルの後、純米雄町極一滴雫酒から飲む。この酒は炭酸ガスを逃がすためふたに穴が空いていたが飲んだときそれほどぴりり感を感じなかった。辛口ですっきりしていて飲みやすく美味しかった。安井さん提供の龍力の大吟醸、米のささやきは176回謳粋会で飲んだ兵庫県の龍力本田商店の大吟醸である。あのときも美味しい酒であったが、今回のは本当に美味しかった。少し甘めを感じたが味が細やかで、キレが有り、辛めの酒で本当に飲みやすかった。岐阜の丸房純米酒超辛口生(伊勢五オリジナル)は伊勢五が仲取りしたオリジナルのお酒で、酒造所にも無い酒であった。かなり辛口で飲み終わった後もすっきりしていた。美味しい酒である。旭興 辛口純米 生詰酒(栃木大田原)は辛口である、これも飲みやすい。鷹来屋特別純米酒(大分)は飲んだ感じはかなり水っぽい。日本酒を水で割った感じ。なじめなかった。純米吟醸石鎚(愛媛)は前にも飲んだことがあるが、この酒も本当に美味しい。きめ細やかで飲んだ後もすっきり。私は好きな酒だ。

 鰻の稚魚が捕れなく、卸値が上がっているとのことで、前回の値段では無理かなと思っていたが前回の値段でOKと言うことでほっとした。その差は料理に現れるのかなと思い気になっていたが、料理は大変良かった。思い過ごしであった。 

 

前菜はトコブシとうな玉と煮豆は美味しかった。

胆焼は鰻の胆焼で、かなり太めで他の店のとは違っていた。

焼き鳥は鳥焼でこれも美味しかった。

刺身は鯉の洗いで佐久の鯉である。普通のお店ではなかなか食べられない。ごまダレで、これも好き嫌いがあるが私は好きである。

玉子トーフはトーフの上に大根下ろしとシラス干しが乗っていて塩加減が丁度良い。

サーモンとなすの南蛮漬けは南蛮漬けという感じはあまりしなかった。辛くなかったからかも。

鰻重は大変美味しかった。ここの鰻はあまり甘く感じなく私は好きな味である。

肝吸いも美味しかった。

 

 当初23名の申し込みであったがミスで坪井さんが抜けていた。急遽一人追加の申し込み。部屋は満杯でこれが限界という感じ。人の体温でクーラーがあまり効かない。狭いけれど美味しい食べ物と美味しい酒で楽しい雰囲気。和気藹々。本当に楽しそう。何時もの楽しい会話が聞こえてくる。お土産の鰻を注文する人も。私も愚妻に鰻重をお土産に。時が経つのが早くあっという間の2時間。6升の酒もほぼ空に。何時ものように集合写真を撮って解散。

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