205 回謳粋会の記(会長 若山 宏)
今回のお店は恒例の千駄木鰻の山ぎしである。あいにく台風17・18 号の影響で関東に大雨が続き、100 年に一度の特別大雨警報が、栃木県・茨城県に出ていたので開催を心配していたが、東京はその影響が少ないと判断し予定通りに行うことを決めた。24 名参加予定であったが、2 名の欠席で22 名となった。
廣瀬さん・桜井さんにお手伝いをお願いし、伊勢五本店で日本酒を購入。選んだ銘柄は新潟県の鶴齢特別純米酒 山田錦・長野県の大信州 秋の純米吟醸・奈良県の篠峯愛山 純米酒・茨城県の来福 純米吟醸超辛口・岩手県の赤武 純米ひやおろしの5 本である。
定刻になり、3 名が未着であったが、いつもの通り会を始めることに。乾杯の挨拶を予定していた人が見当たらないので、電車が止まることを覚悟で参加した横手さんにお願い。いつもの会が始まる。遅れていた2 名が到着。小野さんが仕事の関係ではかなり遅れると事前に連絡があったのでほぼ揃う。
乾杯のビールの後、廣瀬さん推奨の鶴齢 特別純米酒から呑む。最初は甘く感じるがそのうち辛く感じる。しっかりした落ち着いた酒である。本当に美味しく感じる。大信州秋の純米吟醸は少々辛口ですっきりした軽く感じで飲みやすい。これも美味しい。篠峯 愛山 純米酒は奈良の酒で、奈良の酒は普段あまり飲まないので、買ってみた。しっかりした味わい。なかなか美味。これも美味しい。赤武 純米ひやおろしは3.11 震災で大槌町から移住した蔵で造られた酒である。この酒もしっかりできていて美味しかった。来福 純米吟醸超辛口は茨城の酒で、いつもの味わい。本当に美味しい。私はこの酒が好きである。
どの酒も最近はあまりはずれがない。日本酒は本当に美味しくなった。寺村さんに自己紹介をしてもらう。寺村さんは奥さんが中国人で、仕事も中国関係で何かの斡旋らしい。今日もこの後仕事をしなければならないのでといって酒を遠慮していた。
料理
前菜は姫サザエ・うな巻き・梅の酒漬けの三種。お酒の友にはうってつけ。美味しくいただいた。
先付けは佐久の鯉の洗い。これもここでしか味わえない。洗いをやっているお店は少ない。
焼き物は鰻の肝と焼き鳥。鰻の肝もあまり苦くなく、みずみずしく本当に美味しかった。
冷や奴の薬味はオクラ・ショウガ・ミョウガでこれもおいしかった。鱈やカボチャ・ナスの甘酢漬けは口直しとして合っていた。食事はいつもの鰻重でたれが甘すぎなく私は好きである。
遅れていた小野さんも登場。会はいつもの賑わい。美味しい肴においしい酒。楽しそうな会話の笑え声。お土産の注文をとり私の仕事は終わりと呑むことに専念。時が経つのは早い。あっという間の2 時間。集合写真を撮って散会となる。
第204 回謳粋会の記(会長 若山宏)
暑い夏なのでビールをと考えドイツ料理とドイツビールということで、今回のお店はドイツ居酒屋 JSレネップである。幹事会で、以前利用したことがあり、なかなかいい店であったということですんなり決まった。お店の人と打ち合わせ。料理の選択を参加者に聞くと言うことに。
定刻前に全員集合。今回の参加者は11 名である。お盆の真ん中であれば仕方が無い。乾杯の音頭を星川さんにお願い。いつもの会が始まる。ビールはドイツのレーベンブロイ。味は軽めでしかも柔らかい。結構呑みやすい。白ワインはリューデスハイムKLOSTOR。味は少々甘めまあそれなりの味であった。
料理は
ドイツソーセージ盛合せ
ジャーマンポテト-グリル&ビネガー-
ザワークラウト(キャベツの酢漬け)
プレッツェル (
ほうれん草ときのこのサラダ
ポテトファンクーヘン(ドイツ風お好み焼き)チーズグリル
アイスバイン(骨付き豚すね肉の塩漬け) ボイル
【選択A】(1 品選択) ①ドイツ産生ハムの冷製
②ニシンの酢漬け ③スパイシーピザ
【選択B】(1 品選択)①牛肉ビール煮込み ②ロールキャベツ
のチーズグリル ③ドイツ風オムレツ・ドイツパン盛合せ
ドイツパン盛合せ
デザート
料理の選択は全員同じにしてくれと言うことなのでA はニシンの酢漬け、B は牛肉ビール煮込みを選択。ソーセージやキャベツの酢漬けやジャーマンポテト-グリルはそれなりの味でそうかという感じ。プレッツェルは初めて食したが私には美味しく感じなかった。ポテトファンクーヘンはお好み焼きというよりピザという感じ。それなりに食べられた。ドイツ料理はこういう物かという実感はした。お腹もふくれまあまあ満足であるが、押しつけが厳しく申し越し選択が有ればなお良いと思った
席が狭く移動がなかなか困難であるのに結構楽しそうないつもの会であった。
時間の経つのは早い。あっという間の2 時間集合写真を撮ってお開きとなる。なおこのお店は大野さんの記憶によれば初めてのお店で、以前利用したお店とは異なっていたことがわかった。
203 回謳粋会の記(会長 若山 宏)
今回の謳粋会は200 回謳粋会の記念行事として、四谷の主婦会館(プラザエフ)で行われた。謳粋会の幹事会で,200 回はどのようにするかという議論を1 年前からしてきた。大枠は普段と変わりなく、大げさで無くしかし行事としてはしっかりして行うという大枠を決め、企画責任者を久松さんにお願いして、進行してきた。
主な催し物は演者との時間が合わなく演奏企画は露と消えた。そして参加者がじゃんけんで賞品をという意見があったが、くじで全員に賞品が行き渡るが、賞品に差をつけると言うことで決まった。お土産は久松さんが焼いたぐい呑みを提供することも。
定刻になり初田さんと長戸さんの進行で会が始まる。長戸さんの開会宣言の後、会長の若山の挨拶・東進会会長飯塚さんの祝辞・君山幹事長の挨拶、その後前東進会会長の大野さんの乾杯と続く。今回の参会者は44 名 。今回の回は東進会の当番幹事の慰労を謳粋会でと飯塚会長より申し出があり喜んで承諾した。
今回もいつものように、初田さんにお手伝いをお願い、四谷の鈴伝で日本酒を購入。新潟の〆張鶴 純・愛媛の石鎚 純米吟醸 緑ラベル・秋田の阿櫻特別純米酒・山形の上喜元純米吟醸超辛・鳥取の日置桜特醸純米酒・長野の信州亀齢純米吟醸 ひとここ計6 本。いつもと比べて購入本数が少ないのは立食形式ではあまり日本酒がはけないという私の経験則からである。
会はいつもの通り楽しい会。初めて参加の人も楽しそう。
料理は以下の通りのコース。それに寿司を追加した。
トマト、モッツァレラ、夏野菜のサラダ
パルマ産プロシュート 柑橘類添え
クロワッサンのシーフードサンド
ハーブソーセージのソテーとジャーマンポテト
的鯛のムニエル ハーブのソース
イベリコ豚のロースト ~マッシュルームと青ネギのソース~
鱧の竜田揚げ レモン餡かけ
冷製担担麺
フルーツデザート
イベントとして企画したくじ引き大会は大変楽しかった。賞品の高額品は日本酒四合瓶ですべて茨城産と決めていた。番号札は一番から五十番までで適当に賞品に貼り付けた。当日の参加者数は44 名なので、当たりが出ない賞品が残ることも。各自に小野さんが作った番号くじを引いてもらった。誰が何番かはわからない。初田さんの絶妙な司会で会場は盛り上がる。司会がそれでは開封してとのサインで各自の番号がわかる。しかしそれがどの賞品が当たるかはわからない。賞品があるところで該当する番号を見てわかる。空籤なしなので全員に当たるが賞品はピンキリで結構盛り上がった。六個の賞品が残ったがそれはじゃんけんで決めた。 ほんとうに楽しい会で会った。
校歌を斉唱の後、前謳粋会会長代理中村さんの閉会の辞で会は終わり、集合写真を撮って解散となる。
第202 回謳粋会の記(会長 若山 宏)
今回のお店は生牡蛎を提供する渋谷 パッチョ オイスターバーで道玄坂にある。廣瀬さんにお手伝いをお願いハチ公前で待ち合わせ。TOKYU Food Show(渋谷駅地下)で日本酒とワインを購入。 廣瀬さん推薦の秋田のまんさくの花純米吟醸酒「杜氏直詰ピンク」限定品とワインはお店で一番売れているワインを購入する。今回の参加者数は13 名である。
定刻にほぼ全員集合。ビールが全員に配られたので乾杯の音頭を川俣さんにお願い、いつもの会が始まる。 丁度良い飲み心地。ビールがすごく美味しく感じた。担当者が牡蛎の料理を生か、焼きかを問うたが、最初は生の方も結構希望者がいたが、生で大丈夫かと問うと2 名になった。私は焼きより生が好きなので生にした。この店はオイスターバーなのに。
お店には酒を持ち込むと言っていたので、日本酒を白ワインと同じように氷で冷やしてくれ、デカンタで出してくれた。ワイングラスで飲む日本酒も美味しい。純米吟醸酒「杜氏直詰ピンク」は日本酒独特のあの甘さがあんまり感じられない。日本酒度は+7 だから辛口であるが、本当にすっきりして私には美味しく感じた。オゥ フィル デュ タン(フランス)・コートアダミ - ヴァルポリチェッラ(イタリヤ)の赤ワインを飲む。価格はリーズナブル値段でそれなりの美味しかった。ワインの評価は私にはできないので、他の人の感想では結構いいワインだと言っていた。
料理は
本日の生牡蛎 または 焼き牡蛎)
カラスミを散りばめた本日の鮮魚のカルパッチョ
彩り野菜のバーニャカウダ 大柿町・高森本店の黒鯛味噌のフォンデュソース
イタリア各州から ハム5 種盛り合わせ
広島県漁連より 牡蠣フライ 自家製タルタルソースで
和牛”元就”の牛筋を混ぜ込んだ トリッパ屋さんの煮込み
自家製フォカッチャ(食べ放題!)
本日のおすすめパスタ
尾道・大洋ポークより 瀬戸内六穀豚のグリル
最初にパンとオリーブオイルが出てきた。パンはもったりした感がしてそれほどには美味しく感じなかった。次に出てきた生ハムは美味しかった。五色の生ハムはそれぞれに特色があったがどれがどれだか名前がわからないで感想の表記のしようがない。バーニャカウダはソースが黒鯛味噌使用で特徴があるこのとだが、それはそういう物かという感じ。カルパッチョは食しなかった。牡蛎フライのタルタルソースは市販のとは異なり、具が大きくその意図はわからなくないが具が牡蛎の味を阻害しているような気がする。煮込みはそれほどでもなかった。牛すじ煮込みは味が濃くなければという感じ。パスタは美味しかった。最後の豚のグリルは出す順序として間違いでは。かなりお腹が一杯なのに肉がでてくる。辛口に評価したが全体的に料理は美味しかったし、お店のサービスも良く合格点のお店であったと思う。
今回は東進会総会月。参加者数は少ないと思っていたが13 名の参加者は納得できる数である。参加者は常連達。雰囲気はいつもの楽しい会。ほんとうに楽しい。美味しい酒美味しい料理。楽しいひととき。 あっという間の2 時間。集合写真を撮って解散となる。
第201 回謳粋会の記(会長 若山 宏)
今回のお店は台湾料理の台北夜市池袋店である。会として台湾料理は初めてである。
西武池袋店で刈穂純米生原酒 蔵付自然酵母仕込 にごり(秋田県)と聖槽場直詰生特別純米酒(群馬県)2 本を購入。グーグル地図を見ると指示している場所にお店がない。一角を2周するが見当たらない。お店に電話して案内を頼み、何とか到着した。
会員が続々と現れるが、あれっと思われる人の顔が・・・・。本人から私を忘れたのですかと尋ねられたが、今日の参加者名簿にないので、驚いた顔をしてしまった。早速一人追加のお願いをした。突然現れたのは鮏川さんで同期の池和田さんが誘ったと言うことであった。参加者は18 名となる。
定刻になり未到着者がいたが、ビールが行きわたったところで乾杯の音頭を鮏川さんにお願いいつもの会が始まる。日中30 度近くまで気温が上がったのでビールがうまい。
日本酒は刈り穂の純米生原酒から飲む。この酒はわずかだが炭酸のピリ辛感が残っていて飲みやすい。原酒なのでアルコール度数も高い。本当に美味しい。聖槽場直詰生特別純米酒は試飲の時、山田錦の純米吟醸より飲みやすく感じた。しかも値段が安い。この酒も原酒でアルコール度数が高い。結構いける。私は途中から瓶だし紹興酒に変え、中国本土と台湾紹興酒の両方を飲んでみたが、その差違は私には良くわからなかった。
料理は
1. 六種前菜の盛合わせ
2. カニ入りフカヒレスープ
3. 大海老のチリソース煮
4. あわびのオイスターソース煮
5. 手作りスープたっぷり小籠包
6. 高菜入り皮付き豚の角煮
7. 海鮮入りおこげ
8. 台湾季節野菜炒め
9. カニ入り炒飯
10. ゴマ揚団子
11. ぷるんぷるん杏仁豆腐
本来ならばシジミの醤油付けが台湾料理に欠かせないのだが、コースにはないので、アラカルトで注文するつもりでいたのだが、当日シジミがないと言うこと残念だった。前菜はそれなりに美味しかった。スープは長戸さんが小分けしてくれてそのテーブルの人たちに平等に配られた。エビのチリソースも美味しかった。小籠包も美味しい。料理は特別台湾料理と自己主張するほどの特徴は私には感じられなかった。
会はいつもの会。方々で楽しそうな会話が続いている。笑い声も聞こえてくる。本当に参加者がなじんでいるのが良くわかる。元気で楽しく酒を酌み交わす長生きの秘訣のように思われる。本当に時間の経つのが早い。あっという間の2 時間。集合写真を撮って散会となる。